《MUMEI》

その後、4台のサウンドは遠ざかり、やがて消えてしまった。

暫くして、今度は重低音が響く。
音の主はヨッチャンだった。
目の前を通り過ぎながら、手招きをする。
俺はそれに従い、下って行く。

駐車場に入ると、ヨッチャンはさっきの人達と集まっていた。
バイクを降り近付いて行くと、ヨッチャンが、俺を紹介しようとするが、「さっき友達になったよ(笑)一緒に走ったし。」
とCB1300の彼が言う。
ヨッチャンはキョトンとした顔でキョロキョロしていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫