《MUMEI》 その後、4台のサウンドは遠ざかり、やがて消えてしまった。 暫くして、今度は重低音が響く。 音の主はヨッチャンだった。 目の前を通り過ぎながら、手招きをする。 俺はそれに従い、下って行く。 駐車場に入ると、ヨッチャンはさっきの人達と集まっていた。 バイクを降り近付いて行くと、ヨッチャンが、俺を紹介しようとするが、「さっき友達になったよ(笑)一緒に走ったし。」 とCB1300の彼が言う。 ヨッチャンはキョトンとした顔でキョロキョロしていた。 前へ |次へ |
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