《MUMEI》
ガシュア
アティはアクトを守りながらも町を襲って来た化け物を全て殺した…

「姉さん、傷をみせて」

「これくらい大丈夫だよ」

アティはそう言って笑ったがアクトは何も言わずアティに近づいて目を閉じた…
するとアクトの手が光を放った、その光を放つ手でアティの傷に一ヶ所づつ触れていくとアティの傷は塞がって行き痛みも無くなった…

「いいって言ったのに」

「大丈夫?」

「アクトのおかげでね」

そして2人に一人の男が近づいて来た

「町を襲ったガシュアを倒してくださった方ですね?」

「ガシュア?」

「悪魔に取り憑かれた命の事です」

「あの化け物は悪魔の仕業なのですか?」

「はい、ガシュアを退治して下さったお礼をしたいのです」

「あなたは?」

「おぉ、自己紹介がまだでしたか、私はこの町を治めているアジルと申します」

アティとアクトはアジルに連れられて町で一番大きな屋敷に向かうのだった…

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