《MUMEI》

「…っ…〜」


「蝶子の中、あったかくて、すごく、気持ちいいんだ…

止まらないんだ、もう…」

「がっ…まンッ…してよ…アッ…ちょっと…ッ…」


毎回これでは、私の体が持たないと思った。


私はもう、俊彦に支えられてやっと立っている状態だった。


足がガクガクと震えているのが自分でもわかった。


「わかっ…次から、そうするから」


そう言って、俊彦は深く私を貫いた。


「アッ!」


「ンッ…」


俊彦は今回は慌てて外に…

私の背中に愛液を大量に放った。


俊彦は、『ごめんね』と何度も言いながら、私の背中を洗った。


(これから、私、大丈夫かな…?)


俊彦の性欲の大きさに、私は頭を抱えた。


そして、空腹の私達は、ようやく遅い朝食を食べた。

「今日はどうする?」


目の前の俊彦は、驚くほど元気だった。


「もう、帰って寝る」


私は、『ここで寝れば』と言う俊彦を何とか説得して、『クローバー』まで送ってもらった。


「ただいま戻りました…」

「おかえりなさい、お疲れねぇ〜」


ぐったりした私を見て、咲子さんはニヤニヤしていたが、私は無言で自室に戻り、…そのまま爆睡した。

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