《MUMEI》 ―――悪い芽を摘みとる…? …私が―――…? ―――…私が彼女を殺すってゆーの…!? ――でも……どーやって…? ―――首を絞める?… …いやダメ!…女の私の力じゃ無理だわ! ――…ひと思いに刺そうかしら… …いや、それもダメ!……事件になっても後々面倒だわ! 花子の頭の中で様々な思案が浮かんでは消えた…。 …が、やがて花子は一つの結論に行き着いた。 ――そうよ!…事故に見せかけて殺るのよ!! …これしか無いわ…! 無言で歩みを進める二人の女の前に、ロビーへと降りるエスカレーターが近づいてきた――…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |