《MUMEI》 ノラの 応え院長は 少し 考えてから 「構わないよ。今の状態より 延命の 望みが 少しでも あれば 投与する価値が あると 私は 思うがね。 そう 思わないかい? ノラ博士。」 「…分かりました…ただ 副作用が 見られた場合 即刻 中止 してください。あと 投与しやすい様に タブレット状に して置きます。」 「ありがとう。ノラ博士。」 院長は ホッとした様に 見えた。 「じゃあ 私は これで 失礼します。」 「あ…ノラ博士…あ、いや 何でもない。ありがとう。助かるよ。」 院長は 曖昧に 笑った。 前へ |次へ |
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