《MUMEI》 行き先「嘘だろ?」 「まじかよ。」 神威は、BILを間近に見る。 「JAC。たしかBILって全部お前の親父さんが持ち出したんじゃねーかっけ?」 沈黙の空気、、、 「聞いてる?」 JACは、目の前においてある、両肩に鷹のマークの入ったBILに何かをかんじた。 突然、BIL=JACは、つぶやいた。 「戦わねーか。」 「え?何か言った?」 「戦おう。」 その空間全体に、JACの声が響いた。 一瞬、何か違う空気がながれた。 そして、すぐに、「戦おう。腐った世の中を潰そう。この国を救うぞ。」 「それが、お前のこれからか、、、」神威はつぶやく。 しばらく沈黙が、続き、「動かせるのか?。」神威は聞く。 「わからん。」 続ける 「ただ、自信はある。」 「ふ〜ん。だけどよ、警察や、軍隊と戦うんだろ?。警察や、軍隊には、それぞれS型機械人形って兵器がいるじゃねぇか。」 「そんなやつらにやられても、もうここまできたんだ。道はない。」 「まぁ やってみるか。」 頼りなくもどこか心強い一つの声が響いた。 二人は早速、BILに乗り込んだ。もちろん、JACは、鷹のマークのある機体に。 やみくもにあちらこちらいじってみる。シューン頭のライトが光る。 いろいろ触り、一応一通りのそうさはこなせるようになった 前へ |次へ |
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