《MUMEI》
始動。機械人形
「なぁ、JAC。パトカーの音がしねーか?」


「あぁ。そろそろ、ここもやばいらしい。」


ドスドスドス。 「開けろ、反逆者ども。」

「やべーな。」
ドカーン。ドアが破られた。
「行こう。こんなとこで終われない。」

二人は、少しの食料をもってBILのコクピットへ入る。
ドュウィーン。少し不気味なヘッドライトが青白く光る。

「ゆくぞ。」

シュミレーションどうり動く二機のBIL。

核エンジンの轟音と共に間接部のネジがうなり二機が立ち上がった。その時、警察「カレラ」が扉を破った。

「!!!。」 「何だ?」 「何なんだ?」、ざわめくカレラ。

そんな中、二機は倉庫の壁をつきやぶり、脱出。

「何なんだ?あれは!!!」
町中でざわめきが広がる。

練り歩く二機のBIL。
すると、レーダーにRP-43と表示された赤い点が。表示は、はじめは、一つ、二つだけだったのがすぐに10を越えた。

「何だ?」 神威は、驚く。
「敵だ!」

ダダダダダダダダッ。RP-43のマシンガンが、火をふく。BILの前の景色は、一瞬で廃墟と変わった。 辺りには、九分の黒と一部の赤でそまる景色。


そして、声が聞こえる。

「俺はジャイアント都市部隊。LOST=B=RED中尉だ。」
「反逆者ども、その兵器からおりろ。」

一瞬辺りが静まった。

「どうするよ?JAC」

「まだ、死ねないよな。」
「投降しない場合は、破壊するぞ。」

また静まり返る。

「破壊する。」
「撃てー。」
「神威ー」瞬間、鷹のヘッドライトの色が?不気味な会お色から、赤に変わった。           いきなりの射撃、舞う白煙、静まり返る辺り。神威は一瞬、目の前の光景に、空いた口が閉じなかった。

白煙の中、ヒートサーベルを持った鷹が現れる。

JACも自分の一瞬の行動に目を疑った。

ヒートサーベルを振り回し、マシンガンの弾を払い落とした。
しばらく静寂な空気が流れだあと、
「何ー?やつら何者だ?」
LOSTが喚く。

「全軍出ろ!!」
LOSTの命令が下される。
「神威、どうする?」
「戦えるかい?」


「わからない。ただ、まだ死にたくないね。」

詰め寄るRP-43。

赤い目の鷹。

そこへ、空に雲が来たのか、大きな影に都市は暗くなった。
「何だ?」
上を見たとき、その姿がはっきり見えた。それは大きな戦艦だった。

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