《MUMEI》

僕が失意に呆けている間、会社はトップが起こした不祥事に煽られて、急激に株価を落としていた。


トップ不在のなか、これまで順調だった経営はアッという間に傾き、苦労して締結したM&Aも白色に戻る事態となった…。


そんな不埒なスキャンダルにまみれたトップを株主らが信任するはずもなく…


翌月行われた株主総会では、僕の責任問題が追及され、圧倒的多数で不信任決議が可決された…。



僕は事実上、代表取締役社長を解任されたのだ。



それでもなお破滅への連鎖は止まることが無かった…。

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