《MUMEI》 私設軍 アンサー地上で戦う鷹、00の前に現れた、戦艦。 「ちっ、来やがったか!。」LOSTは舌打ちする。 ズバッ。ズバッ。現れた戦艦から、発進してくる無数の機体。 「ありゃ、なんだ?」神威はつぶやく。 「敵、、なのか?」 「敵なら俺たち終わるぞ!!!」 「全軍撤退。」LOSTが怒鳴る。 「追うな。各個待機せよ。」 すこし歳のいった声が響く。 、、、しばらくして、 「そこの二機、我々の所へ来てくれるかな?」 戦艦のハッチが空く。整備士だろうか、ハッチで赤いライトをてらしている。 「どうする?JAC」 「いくしか無さそう。。」 鷹と00は、バーニアを吹かし、戦艦へと上がった。 ジャイアント本部、 急いで帰還してきた一隻の戦艦。 なかから、少し古いかっこよさの将校が一人急いで降りてくる。 LOST=B=RED中尉だ。 慌てた様子の彼は、急ぎ自分の船のデータを持って、本部へ急ぐ。 <本部> ウィーン。扉が開く。LOST=B=RED中尉。ただいま、帰還しました。 本部では、そんなことは聞いてないかのように、ざわめいていた。 そんななか、中尉は、大声で戦況を説明しだす。 「都市部隊、LOST中尉、報告します。」 「国家反逆者、神威真と、BIL=JACと思われる人物は、二機の正体不明のBIL型と思われる機体にのり逃走。そこに、アンサーが現れました、、」 続けようとした中尉に、ある幹部は、 「君はそこで逃げてきたんだろ。」と次々に罵声をする。 また、ざわめきだした。 そこに、ジャイアント代表者ジャイアントが、一喝。「だまらんかー。」 「とにかく、今は一刻もはやく、新型と思われるBILの情報をつかむんだ。」 「これにて終わり。ごくろうだった。LOST中尉。帰りたまえ。」 軽く、会釈しで中尉は舌打ちとともに、本部を出た。 <アンサー> 神威とJACは機体から降りる。 そこへ、「ようこそ。我が戦艦へ。」ついさっき、聞いた声だ。 だが、かたまる二人。 「そう硬くなるな。我々は、反政府組織、アンサーだ。」 「さっきの戦闘から見て、おそらく、君たちは、政府の見方ではないよな。」 二人は、軽くうなずく。 「そうか。なら良かった。」JACは、はじめて、この人の笑顔を見た。 「少し、休んだら、艦長室へきてくれ。」そう言い残して、その艦長らしき人物は消えた。 前へ |次へ |
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