《MUMEI》
選択
シャワーを浴び、食事をして、軽く寝た。

二人は、半信半疑で、艦長室へ。

「失礼します。」

「おぉ。さっきの二人か。」ソファでニュースを見てた、艦長がこちらをみる。
「名前。教えてくれ。」
「BIL=JACです。」一瞬、艦長の目が鋭くなったように見えた。
「神威真です。」

「すまん申しわすれた。私は、この戦艦アンカーの艦長、シーズニクス。ゲド=シーズニクスだ。」

神威が急に話し出した。
「なぜ助けたんですか?」
「え?SOSをだしたのは、君達の方だろ!?」
すこし間を開けて、シーズニクスは、話し出す。
「ほんと、たまたま通りかかっただけなんだけど。なぜか君。JAC君。君の機体から、電子メッセージで、SOSがとどいたんだよ。」

「それでだよ。」

しばらく沈黙が続き、シーズニクスのテレビから、テロのニュース速報が流れる。
[今日、午後1時25分ごろ、の都市部でテロと思われる爆発がありました。負傷者、死者は、500人を越える勢いです。テロは、今年に入り、頻発に起きています。ジャイアント、カレラは、反政府軍アンサーの反抗と見て、調査を続けています。以上ニュース速報でした。]


ドンッ あまりに急な物音だったので、二人は震えた。
「私たちではない。!!!」
「君たちにもわかってほしい。アンサーは、反政府軍ではあるが、人民は、巻き込まない思想だ。」
間を開けて、こういった。
「我々は、政府以外に、テロとも戦うぞ。」

この一連の出来事にJACは、つぶやく。

「艦長。俺らは、反政府、で戦うことを決めたんだ。俺らの力、ここで使わせてもらえないか?」

「やれやれ」神威のつぶやき

「いいだろう。私もそうしてほしかった。」

話をつけ、二人は、艦長室をあとにする。
「SOS信号ありがとな。」神威は言う
「出してない。」
「え?」
「わからない。ヒートソードの時だって、わからない。」
「コードネーム鷹か、、」神威はそう呟いた。

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