《MUMEI》
揚げ饅
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――――…1ヶ月後……


5年前の事件以来、暫く距離を置いていた姉……サザエが、白金の邸宅を訪れたのは夏も終わりの夜だった。



「馬鹿ねぇ…カツオ!

あんた、花子さんの価値に気づいて無かったの…?」


実姉は久しぶりに顔を合わせるなり、地に落ちた実弟を容赦なく罵った…。



「―――…え…?

…価値って…?」


「その様子じゃ、知らなかったみたいね?

…あの娘は、百年に一人と云われる『あげまん』の相の持ち主なのよぉ。」

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