《MUMEI》

教室を出てから鐘丘くんにお礼を言う。


「・・・ありがとう」


「全然いいよ!でも本当に大丈夫?」


鐘丘くんは心配そうに尋ねて来た。


そして私の片腕を肩に回し私を支えながら歩いてくれた。


・・・・・・・・・・/////


鐘丘くん気付いてないのかな?


・・・・・胸に手当たってるよ/////

触れられている部分からドキドキが伝わるんじゃないかってぐらいの速度で心臓は動く。


歩いて行くと階段に差し掛かった。


保健室へ行くには階段を降りなければならないのだが


鐘丘くんは階段を登り始めた。


「あっ保健室はこっちじゃないよ?」


今日転校して来たんだから保健室がどこにあるか分からないのかも。


「こっちでいいんだよ」


そんな私に鐘丘くんは笑顔を向ける。


不思議に思いながらも鐘丘くんに連れられある教室に着いた。


空き教室のようで中には誰も居なかった。


教室は狭くソファと机が置いてあるだけだった。


こんな教室あったんだ。

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