《MUMEI》
アンカー進路
「これから、君たち二人には、趙旦大尉の部隊についてくれ。 後で君らの部屋に大尉をよこすよ。」

そう艦長が言っていた。

そして、今、来た。

「趙=旦大尉だ。入るぞ。」
そういい、一人の男と、部下だろうか、数人の男女も来た。

「始めまして。俺はアンサーのアンカー配属大尉、趙=旦大尉だ。回りは、俺の部下だ。あまり気にしないでくれ。」
一瞬、静けさが部屋を満たした。
「俺は神威=真です。」

こういう時は、かならず、神威が口を開く。
続いて、「僕は、BIL=JACです。」

神威は、緊張してるJACを見て、にやけた。


「話は聞いていると思うが、これからは、私の部隊についてくれ。それと、、君たちの機体についてだが、、あれはもしやBILというものかね?」

「それは、僕らにもわかりません。」

「たしか、機体表面には鷹のマークと、00と書いてあったが、、もしや新型か?」

「親父の倉庫にあったんです。」

一瞬その場にいた全員の目を集めた。

「もしや、君は、、」

「BIL=DARK博士の息子だったのか?!」

「はい。おそらく親父はもういないでしょうけどね、、」
何十秒か、誰も言葉をはかなかった

「まぁ、いい。それでこれからの進路だが、ユーラシア大陸の西端にある、アンサー本部に、いく。」

「途中の起こると思われる戦闘の時には、君たちも参戦してくれ。」


「戦闘シュミレーションの訓練室。この部屋の前の廊下の突き当たりにあるから、戦闘が起こる前に使っておいて欲しい。まぁ、さっきの戦闘から見て、必要ないとは思うがね。」


そう言い残し、趙大尉は部屋を出ていった。

「思考反映システム。」
「え?なんかいった?」

「いや、シュミレーション室いこか。」

二人も部屋をでた。

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