《MUMEI》
無題
昼ま、
ドヒューン バキューン ズガーン。
「なんだ、なんだ、テロか?」
都市中では、悲鳴と爆音が聞こえる。


そんななか、そらから爆音を下に、悲鳴の中現れる。三機の正体不明の機体があった。

瞬く間に三機は、都市を廃墟に作り替えた。

にげまどう人々。かけつけるカレラの小隊。

隊長機と思われるRP-44が、三機の中の一機に発砲した。
弾は当たっている。なのに効かない。
まどう小隊長のRP-44は気づいたら、ビームソードにその体を貫かれていた。

ドカーン 。吹き飛んだ。

指揮官を失った、小隊は、逃げる間もなく、ビームライフルで、光と共に吹き飛んだ。

昼前、LOST中尉は、一人、新しく配属された戦艦の自分専用のRP-45の前で、呟いていた。
「そろそろ俺も戦場か。」

大分搭乗していないのだろうか、ボディにはよく見ると、ところどころ黒ずんだ、ほこりがかかっている。

「ほこりが乗ってますけど、すこしいじれば乗れますよ。」少し若い整備士が言う。

「整備。してもらっていいかな?」

「はい。」
もう少し、気のきいたはなしをすればよかったと思うLOSTだった。

[緊急召集、緊急召集。アンサー軍と思われる、正体不明機三機出現。出撃可能なものはただちに出撃せよ。繰り返す、、]



「三機にたいして、全軍だすのか?!」
驚きを隠せないLOST。

ハッチが開かれ、次々と、RP-43が飛び出す。

「まだ出れない?」
LOSTがあせりながら言う。
「対弾装甲無しでよければでれますよ。」
「もうそれででる。」

驚く整備士。
「自殺行為ですよ。」
いいんだ。 俺は死なない。
なぜかそう思う。
その後も引き留められたが、結局LOSTを止めれはしなかった。
「LOST=B=SED中尉、出る。」
装甲なしのえらく細いRP-45は、一機、遅れて出撃した。


戦場に着いたとき、三機の機体をみる。
「!!!!」「あれは?!」

そのシルエットにLOSTは言葉を失った。

近づいてみよう。そう思った。
その間にも、ビームが飛んでくる。

「ビームライフルを開発したのかよこいつら!」

その時、ドヒューン。ビームが来る。避けきれず、腕は光と共に姿を消した。
重い装甲のままなら直撃だっただろう。

しかし、怯むことなく突っ込む。
ついに
片手に持った、ヒートサーベルを振りかざした。

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