《MUMEI》 「前より大人っぽくなってる。なんか、顎とかシャープになったし。」 顎を突かれて擽ったい。 「なんだか雰囲気がイケメン風に……。」 なんだそれは。 「二郎は変わらないな。」 俺が初めて二郎と出会ってから変わらずに俺を信用してくれている。 「なんか傷付く……」 しょげている。 可愛い…… 「良い意味で。」 頭を撫でた。 柔らかい毛質で、同じ生き物の触り心地と思えないときがある。 前へ |次へ |
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