《MUMEI》

*+*




「‥‥?」

泣かないで

って言う

彗の声が

聞こえたような

気がした。

「───────」

また‥。

今度は

笑って

って囁く声。

そうだよね

泣いてたって

仕方ないよね。

泣いてたって

何も変わらない。

彗‥

あたし

決めたよ。

笑顔を

忘れないようにしよう

って。

キミの為にも

あたしの為にも。

だから

俯かないで

目を逸らさないで

ちゃんと

前を向いて行こう‥。




*+*

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫