《MUMEI》

スジコは思春期の真っ盛り…微妙な年齢なだけあって、さっきから恥ずかしそうにモジモジとしている。


まるで子供の頃のワカメを見てるようで初々しい。


タイコ伯母さんに似て大人しく…清楚な雰囲気の美少女は、どこかカオリちゃんも思い起こさせる――…。



そう……カオリちゃん…。


僕と再開したばかりに、彼女は不幸な最期を遂げてしまった…。



願わくば、スジコには――…


…僕のような卑怯な男に捕まって、人生を台無しにされないよう祈るばかりだ…。

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