《MUMEI》
Episode 1
いきなりだが…

俺は…複数の不良に囲まれていた…

ってどうなってんだよ…これ…

こうなっている原因はと言うと…




とある街角…

不良がたむろしてたわけですよ。

まあその不良が通りかかった少年にカツアゲしようとしてたんですね。(かなり古典的ですね…)

それで…そういうのに関わると色々厄介じゃないですか。

だから無視して通り過ぎようとしたんだけど…

なんとその少年…たまたま通りかかった俺に助けを求めてきやがった…

それを無視しようとすると泣きながらすがり付いてきた…

そしたらそれを見てた不良共…俺をその少年の知り合いと勝手に決め付けて絡んできやがった…

まあ…知り合いじゃないことをうまく説明しようとしたんだけど……いつの間にか少年の姿が無い;

どうやら俺が絡まれてるうちに逃げやがったようだ…

…あ〜の〜野〜郎…

今から探し出してぶちのめしたいところだが…

それよりもこいつ等から逃げ切ることのほうが先決のようだ。

?「なあ…うまく逃がしてくんない?」

不良A「はぁ?お前今の状況わかって言ってんの?」

不良B「何?こんな状況で頭おかしくなっちゃった?」

この野郎共…言いたい放題言いやがって…

でも結構な数だ…

それに何人か能力者も紛れ込んでる可能性もある。

ここはやっぱり逃げたほうが得策かな。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫