《MUMEI》

でもこれだけ囲まれてたら…どうするか…

うまく逃げたとしても誰かに能力を使われるかもしれない…

しかもわからないときた…

そう考えてるうちに…




…現在に至る…

マジでどうする…

ここでじっとしてても危ないよな…

こいつ等がいつ襲ってくるかもわからない…

ならいっそ…

?「強行突破!!」

不良達「何だ!?」









その後…正直どうなったかわからない。




…でも…地面に倒れているってことは…

失敗…だよな…

あぁ…全身が痛む…

立ち上がりたくても…立てねぇ…

俺…死ぬのか…

?「…な〜んてな…」

俺はそんなことを呟いていた。

その後のことは覚えていない…






目が覚めたとき俺は自分の家の中にいた。

…俺、いつの間に帰ってきてたのか。

時刻は朝…

起きるのがだるいがなんとか起きる。

携帯を見るとあれは昨日の出来事だったみたいだ。

でも…おかしい…

不良共にぶちのめされてボロボロになっていたはずなのに…

何故か俺の体には痣一つ無い。

?「夢…なわけないよな…」

とりあえず時計を見る…

【AM8:05】

?「!?」

なん…だと…?

学校に遅刻しそうな時間帯だった。

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