- 無銘文庫

《MUMEI》

「今回は本気でヤバいと思ったぜ…！」

俺は遠くにいるマークへ向かって、聞こえる筈もないのに語りかけた。

マークは笑顔で、俺の後ろを指差している。

俺が振り返ると、遠くに援軍のヘリの機影が見えた。

俺にも僅かな笑顔が戻った…。

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