《MUMEI》

奏「何不機嫌な顔してんの?」

光輝「なんでもねぇ…」

奏「そう?疲れたのはわかるけど元気だしなよ。」

まあ…何故か嫌いにはなれないんだがな。





このabilitywouldではいくつかの国に分かれてるのは当たり前なのだが、国名が変なんだなこれが…

国名はwouldの後ろに番号が付く。

こんな説明じゃわかんないだろうが…

とりあえずここはwould8(ワールドエイト)と呼ばれる国だ。

そしてその国の第7都市という場所に俺達は住んでいる。

能力者の数はこの国では結構多いらしい。

この物騒な世の中…第7都市は他の都市と比べると比較的平和だそうだ。

昨日不良にからまれた俺としてはあまり納得できないけどな…





まあ…説明はこんなところでいいか。

?「お〜い!」

光輝「あ?」

今話しかけてきたのは[江木 修也]

能力者の多いとされるこの街で数少ない未能力者の一人だ。

その所為で昔は色々苦労したこともあるらしいがかなり明るい性格のためかとてもそうは思えない。

とにかく情報が好きで新聞部に所属しているらしい。

部員は一人しかいないらしいので実質部長だな。

たまに勧誘してくるが俺は万年帰宅部を目指すので何度も断ってる。

成績は優秀で常に学年トップ。

修也「今日も派手な遅刻だったね!!もしかして狙ってんの!?」

光輝「…るせぇ」

この一言多いのが結構ムカつく…

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