《MUMEI》 俺と先生と仲間「どうしよう…」 俺は家に着いた時、とっさに仲間探しの事を変えた。 俺には病がある。能力者の特有な病気。高ければ高いほど、身体に負担がかかり、発作が生まれる。 (やはり…あいつの手助けが必要かな…いや、しかし…) 洗面所へ行って顔を濡らす。 「俺は…どうしたらいいんだ!」 翌日になると、俺は事務所へには向かず、思い当たりのあるところへ向かった。それは…「荒井病院」 「すいません、荒井先生はいますか?」 「あれ?滝じゃないか」 「久々に会いましたね」 俺より背が高く、髪の色は紺色だ。 「…で?俺になんの用?別に予約もしてないのに 」 「あぁ…実は仲間になって欲しくて。能力者連盟の」 先生はえ?という表情だ。「まさか…冗談だろ?俺は医者の仕事をしてるのに、その上に戦えと!?」 司令官に前に言われて誘っているのに… 「俺は本気だ。戦えないなら協力だけでもいい…頼む!人不足で大変なんだよ」 そりゃあ、必死の思いでスカウトしたね。能力者をせっかく見つけたのに。 「一応考えてみるよ」 やれやれと言った表情で俺を見る。 「本当か!ありがとう、助かる!」 そして、俺はもう昼過ぎなのに、事務所へ行く。 前へ |次へ |
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