《MUMEI》

クロイスト「あっはっは!!やっぱ君Eランクだよ!!めちゃくちゃ弱いよ!!」

光輝「こ…こいつ…」

つ〜かマジでいてぇ…

しかもすげーなめられてる…

こうなりゃこっちも仕返しで…

………あれ?

立てねぇ…

それどころか…動けねぇ…

クロイスト「今頃気づいたのかい?」

光輝「…何がだ…」

クロイスト「これもこの杖の能力の一つさ。」

光輝「なん…だと…」

クロイスト「この杖はね〜、触れたものを麻痺させることが出来るんだよ。」

光輝「…卑怯な…」

クロイスト「勝負に卑怯もへったくれも無いんだよ。悔しかったら自分の能力でも使ってみたら〜?」

光輝「…断る。」

クロイスト「どうしてだい?あ、Eランクのへぼへぼ能力だから人に見せられないんだね?」

光輝「…言ってろ…」

クロイスト「まあ…Eランクの能力なんて見せられても何の価値も無いしね。」

光輝「……」

クロイスト「ふぅ…まあ遊びはここまででいいか…。早く連れてかないと他の奴等にどやされそうだし。」

……くそ;

このままじゃ…マジでやばい;

どうする…

指先すら動かないとは…

クロイスト「じゃあ…起きてると厄介だからちょっと眠っててもらおうか。」

…くそ……くそ…

クロイスト「じゃあね〜。へぼ野郎。」

万事休す…か…

その時だった。

何かがものすごい速さで通り過ぎたと思うと、クロイストが結構遠くまで飛ばされていた。

今…何があった?

?「ふぅ…間に合ったか…」

そこには…2m近い長身の筋肉マッチョがいた。

…てか誰だよ…

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