《MUMEI》

「塁羅すっごく可愛いよ、女の子みたいで。」


「え゛っ。」


塁羅は自分の格好を改めてみた。


そうだった…


「勳羅どうして、服が大きくなってんだよ。」


「それは俺が作ったからさ。

だって元の大きさに戻った時、普通の小さい服だと破けちゃうじゃないか。

それもちょっと見たいけど…。」


勳羅は塁羅から視線を外し頬を少し赤くした。

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