《MUMEI》
3人の決意
そんな様子をずっと見て密かに計画を立てているものがいた。それは村長の息子である隼人、加治屋の息子の慧、村のなかでも一番しっかりしている靴屋の娘の瑞希。
3人は村のなかでも一番働き者でよく3人で剣術や武道を習っていたとても仲のよい3人で
3人は木が倒れてしまったことにより村人たちの元気がなくなったことがいつも気になってた。
「………だったら凪さんを探しに行こう。」


「だがどうやって抜け出すんだ?」


「夜みんなが寝静まったときにこっそり抜け出せばいいわ。」


「なるほどな。だがせめて村長には言わないといけないだろ。」

「ああ、確かにな。じゃあ今日の夜出発だ。」


どうやら意見がまとまり3人は村長のところへ。村長のところへ行くと村の男集が集まっている。
「なっ、なんでみんなが………」

「お前たちが凪さんのところへ行こうとしてたのはみな知っていたさ。本当は絶対に止めさせたいんだがもうそなたらの決心はちいておるようだしの………」

「父さん………」

「だが約束してくれ。絶対に危険なマネはするな。わかったな?」

「………わかったよ…父さん……」


それを聞いて村長はほっとした顔をした。

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