《MUMEI》

「おーい!」

「どこにいるデスか〜?」

「あ〜もぉ‥全然見つかんないよ〜‥」

「そうデスね〜」

「ねぇ、ちょっと──休もうか」

「賛成デス」

「あ‥、泉があるよっ」

「ほんとデスね〜」

「行ってみよっか」

それにしても

ほんとに

どこ行っちゃったんだろ‥。

「ここは明るいね。あったかいし」

「陽だまりになってるデスね〜」

「───────」

「どうしたデスか?」

「あ、ええとね‥これからどうしようかな‥って」

「夕方までには戻らないとデスしね〜」

「うん‥。でもさ、エリオルくん、今どこにいるのかな‥」

「むぅ‥困ったデス‥。──!?」

「な、何? どうしたの!?」

「隠れるデス‥!」

「ゎ‥!?」

も‥

もしかして

また‥‥!?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫