《MUMEI》

俊彦の答えに私は赤面した。


「いいよ、馬鹿でも…変態でも。

蝶子限定だから」


「…」


更に赤くなる私に、俊彦は優しくキスをした。


そして、私達はいつものように、朝まで愛し合ってしまった。


翌朝。


他の『シューズクラブ』の店員が出勤してきた時、私はまだ裸で寝ていた。


「どうして起こしてくれなかったの?」


俊彦は、既にスーツだった。


「だって…あんまり寝顔が可愛くて…」


「もう!」


その時、下から『おはようございます』と言う咲子さんの声が聞こえた。


私は慌てて昨夜脱がされた洋服を着て、バックを持った。


「おはようございます!」

そう言って、下りてきた私はすっぴんで寝癖もあり…

雅彦は赤くなり


他の三人は、ニヤニヤと意味深な笑みを浮かべていた。


私は、恥ずかしくて逃げるように咲子さんと『クローバー』に戻ってきたが


途中で手首に残った手錠の跡を咲子さんに見られてしまい…


『激しいのねぇ』


と言われてしまった。

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