《MUMEI》

子供は尚も不満気にリュークに質問を浴びせてゆく…。



「ん?……じゃあどうすればいいかって…?


フハハハ!…ちょっと頭を使えば簡単なことだ。」



リュークは、林檎のヘタを抓んで一気に丸飲みにすると、シャクシャクと噛み潰した…。



「いいか?…そのノートに名前を書いた相手を使って、第三者を直接死に至らしめる行動をとらせることは出来ない…。


――…だが…。


それは第三者が人間だったらの話だ…。


ある意味ドラえもんという存在は、そのノートを使って消すのは簡単な相手だ…。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫