《MUMEI》

テンアは牛乳を見つめた後、一気に飲み干した。


テンアは口からコップを放した。


俺たちはテンアを見た瞬間吹き出してしまった。


「何笑っている!」


「自分の顔を見て見ろよ。」


「はぁ?」


テンアは氷で鏡を、作り自分の顔を見てみた。


そこには上唇の上に牛乳で出来た白い髭があった。


テンアは慌てて口元を拭いた。

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