《MUMEI》

*+*




それから──‥

どうしたんだっけ‥。

『──────』

『綺麗だね──』

時が経つのも

忘れて

2人で

星空を見てた‥。

あたしは

知らない内に

眠っちゃって

目を開けた時には

キミの背中に

おぶさってて──‥

『彗‥』

『?』

『ごめん、あたし‥寝ちゃって──』

『謝らなくていいよ?』

『ぇ‥?』

『ボクは楽しいから』

『楽しい‥?』

その言葉に

あたしは

安心して

また

目を

閉じちゃったんだよね──‥。




*+*

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