《MUMEI》

水筒のコップいっぱいに

ふちぎりぎりまでお茶をいれて



自分なにしてるんだろう。



消しゴムが動くたび

机は揺れて

こぼれそうになるその水



銀色のコップの表明

中はプラスチックの黒


水は深みへ行くほど

粉とした緑を増してゆく







光るみなも


飛び込む


遠くなる世界


緑の闇の先まで、ゆこう








E.

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