《MUMEI》 ジロム「ふむ…具合でも悪いのか?」 光輝「いや…お前自分で気づけよ… その格好キモイぞ。」 ジロム「な!! この格好がキモイだと…;」 光輝「自覚してなかったのか…」 ジロム「…少し傷ついた…」 光輝「おいおい…」 ジロム「…まあ…他の人にも言われたんだがな。」 ジロムはあまり気にしていないようだ。 光輝「まあ…元気出せよ。」 ジロム「あ、それはそうとちょっといいか?」 光輝「…変な事すんのか?」 ジロム「いや、するわけないだろ;」 今この時点で変な格好しているのであまり信用できない。 ジロム「いや、実はだな… これを…」 光輝「?」 ジロムは鞘のようなものを取り出した。 光輝「これが…どうかしたのか?」 ジロム「組織対策のアイテムと言っておこう。」 光輝「それをどうしろと?」 ジロム「持っておけ。」 光輝「いや;;こんなの持ってたら捕まるって;;」 ジロム「まあ騙されたと思ってちょっと鞘を抜いてみてくれ。」 光輝「?」 俺は言われたとおりにに鞘を抜いてみる。 光輝「!!」 それは…刃が全く無い。 ジロム「驚いたか?」 光輝「いや、何のために使うの?これ…」 ジロム「それはな…能力者の気の強さに反応するものなんだ。」 光輝「…どうゆうこと?」 ジロム「ためしに念じるといい。」 光輝「…わかった」 ためしに集中してみる。 俺はこう見えても集中力には自信ありだ… 3分後 『…ブォン…』 今なにか音が鳴ったな。 ためしに目を開ける… 光輝「!!」 そこには……2cmくらいの青白い光が伸びていた。 光輝「これって…使えるのか…?」 前へ |次へ |
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