《MUMEI》

「はい。お待たせー(笑)」


花子は、サザエが用意した『魔法のお茶』をタラオに差し出した――…。



そして――…


――…別に待ってないよ……とでも言いたげなタラオの表情を読むことなく、花子は向き合うように椅子に座った。




タラオは、ゆっくりと湯呑みに手を伸ばすと―――……



―――ズズッ…と音をたてて口に含んだ――……。



―――…その時………



タラオと対峙する花子と――…



物陰から見守るサザエの眼が――…



――…妖しく微笑んだ…!



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