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《MUMEI》 美園聖放課後。私は栄ちんの話を聞いた。 「美園聖は、私と同じ小学校出身なの。」 そこから始まった栄ちんの話。 「昔、聖と私は大親友だったの。でも私が好きだった人に聖が告白してOKもらって、付き合いはじめたの。私は我慢してフツーどうり振舞ってたんだけどね。 あの人にはそれがムカついたみたい。」 「どういうこと?」 「聖は、私がその人のこと好きってこと知っておいて告白したの。それで私がどんな反応するのか見たかったんだって。でも、私がフツーだったから。それから私、イロイロいじめられたの。」 栄ちんがついに泣き出してしまった。 「栄ちん泣かないで。私まで泣きたくなるよぉ。」 ぐっと涙をこらえた。しっかりしなくては。 「私ね…、入学式のとき…美園さんって呼ばれるの聞いて、もしかしてって思ったの。」 「美園聖がいるかもしれないんだね。」 こっくんとうなずく。 「今日は帰ろう。私、栄ちんの家に泊まっていい?」 栄ちんが落ち着いたので帰ることにした。今日は栄ちんの家に泊まることになった。 前へ |次へ |
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