《MUMEI》

その頃…自分の部屋にいる光輝…

光輝「2cmか…ナイフ以下ってのはちょっと悔しいよな…
   …でも練習したところで…どうにかなるってものでも無さそうだしな。」

光輝は自分のベッドに寝転ぶ。

光輝「もう……これのことは考えるのはよそう…」

それよりも…

夕方のあの出来事が気になってしかたがなかった。

奏…

こんなときに…わざわざ俺に会いに来たのか…?

でもどうして…

それに…

あいつ…なんか様子がおかしかったな…

最後なんか変な事言ってたような気がしたし…

まあ…

明後日だ…

明後日…あいつに会えば…

とりあえず今は何も考えずに…

俺の馬鹿な頭じゃ…考えたところでどうにかなるってもんじゃない。

わからないことがあれば訊けばいい。

だから…今は何も考えずに…

……寝よう…








次の日…

前日早く寝たおかげか、この日は遅刻せずに登校することができた。

明日はちょうど休日…

だからあいつ家によんだのか?

でも今まで何も…

おっと;

何も考えちゃいけなかったんだっけ…

?「光輝〜!」

修也に声をかけられる。

光輝「どうした?」

修也「今日は遅刻しなかったなんて珍しいね!何かいいことでもあった?」

光輝「…別に?」

修也「そう〜?まあそんなことはどうでもいいや。それよりさ…」

光輝「それより?」

修也「明日奏の家に行くんだって?」

光輝「!!」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫