《MUMEI》

フィーラ「にゃ〜は何でも知ってるんですにゃ〜。」

光輝「……」

よくわかんねぇ…

フィーラ「まずはその指輪を自分の指に付けてくださいますかにゃ?」

光輝「………」

フィーラ「な;;なんですかにゃ?」

光輝「信用できん。」

フィーラ「にゃ!?
   酷いですにゃ!!」

光輝「酷いって言われてもな…」

フィーラ「にゃ〜は…信用できないのですかにゃ?」

フィーラがうるうるした目で見つめてくる。

光輝「うっ;;」

正直こういうのに弱い。

フィーラは今にも泣きそうだ。

光輝「……わかった!つければいいんだな?」

フィーラ「……はいですにゃ…」

とりあえず指輪をつけてみる。

すると周りが真っ白な空間になったと思うと、そこに猫耳娘がいた。

光輝「…フィーラ…か?」

?「汝、我と契約を交わし、我を従えるものなりか?」

光輝「は?」

?「答えよ。」

光輝「そんなの知るk……」

いいかけたところで言葉が詰まる。

そして俺は…

光輝「そうだ。」

何故か思ってもないことを答えていた。

?「では、契約の言葉。パスワードを。」

は?

パスワードなんて知るk…

あれ?

なんか浮かんできた…

光輝「…フィーラ。」

?「我契約に従い、汝の盾となることを誓う。」

光輝「……」

何が何だがわからないうちに契約しちまったよ…

てか契約って何だよ…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫