《MUMEI》

「愛なんか死んじゃえばいいんだよ!!」未来は勢いよく襲いかかってきた

んっ…ーー

ちょっ…ー

ふんっ…

私達は激しいもみ合いになった

「キャッ…ーー」
未来はつまづいて私のほうに倒れてきた
倒れたひょうしにナイフが遠くに飛んでいった

カランッ…ーー

「あっ…」
未来はナイフを取りに行こうと起き上がった
「ナイフなんか拾わせないよ」

未来に暴力なんか使いたくないけど
死ぬのは嫌…ーー

私は未来を押し倒した
そして未来の上にのり、腕を押さえこんだ
「私なんかした?いきなりどういうわけ?」
「ふざけんなっ」
こんどは未来が私を押し返した
起き上がろうとしても起き上がれない…
未来にこんな力ないはずなのに…
「なにした?ふざけなんいでよ!わかってるくせに!!」
未来は私の首に手をやってきた
「気づかない振りして、わかってるくせに!!許さない…許さないから」
未来の力が強くなる
「う"っ…」

「…や…め"…ーー」

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