《MUMEI》

やがて、父…のび助が霊安室に呼ばれ、のび太の遺体と悲しみの対面を果たした。



ドラミも、のび助に付き添って霊安室に入ってゆく…。




「うわあああぁ〜!…のび太ぁ!

…うっ…うっ…うっ…!」



「のび太さん、なんで……!?

…うわああぁぁん…」



霊安室の中から、のび助とドラミの悲痛な嘆きの声が洩れ出す…。



ドラえもんは一人、霊安室のドアの外で、悲しみを押し殺すように歯を食い縛っていた…。





――…すると…





――… ヒタ … ヒタ … ヒタ …



目を閉じて嗚咽に肩を震わせるドラえもんに、怪しげな人影が忍び寄ってゆく――…





――…そして………!

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