《MUMEI》

*+*




『希───』

『‥‥‥‥彗‥?』

あたしは

彗の‥

キミの囁く声で

目が覚めた。

頭が

ボーッとして

暫く

黙ってたら‥

キミは

あたしの

頭を

そっと

撫でてくれた。

『───────』

何だか

ちょっぴり

恥ずかしくなって──

あたしは

思わず

俯いた。

でも

嬉しかったよ。

キミの

優しさ‥。

本当に

嬉しかった───。




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