《MUMEI》

すると、槍の部分が赤紫色に燃え上がった。


「な、何これ!」


「魔法が使える時でも、使えるように造ったんだ。」


「そうなんだ、ありがとう勳羅。」


塁羅は少し微笑んで言った。


勳羅は塁羅の微笑みを見て、頬を少し赤く染め塁羅を抱きしめた。


「塁羅可愛い!塁羅のためなら、俺なんでもやれるー。」


「なんでもやってくれるんだったら、もう抱きしめたり、可愛いって言わないでくれ…。」

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