《MUMEI》

すると一瞬にして風景が変わった。


外の景色はもうそこにはなく、床も壁と同じ状態になった。


「これなら、いくら破壊しても復元されますからね。」


「そうだね。」


塁羅は三叉槍を出した。


「塁羅覚えていますか?昔、剣の使いを教えたのを。」


「うん。」


「同じように使い、かかってきなさい。しかし魔法はなしです。」

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