《MUMEI》

塁羅はコクリと頷いた。


「分かった。」


「それと槍ではなく、今塁羅が持っている方も上手く使いなさい。」


塁羅は下の棒の方を見た。


「覚えてますよね、棒術の方も。」


「うん。」


「良いでしょう、では始めましょう。」


ラルンの目つきが変わった。


塁羅はゴクリと唾を飲み込んだ。

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