《MUMEI》

ラルン頭を右足でかかと落としをし、左足でまたしても顎を蹴り上げた。


ラルンは宙に浮かんでいる。


塁羅は素早く落ちている三叉槍を拾い、棒の方でラルンの腹を思いっきり殴った。


ラルンは飛ばされていった。


塁羅は一息つき、槍を上向きの状態で床につけた。


はぁ
危なかった…


ラルンは半回転し、床に立った。

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