《MUMEI》 塁羅は、今の間を利用しラルンから後ろへ下がった。 三叉槍の槍を上向きにしつき、跪いた。 赤紫色の光はみるみる消えていった。 「はぁ、はぁ、はぁ。」 「休んでる隙はありませんよ。」 塁羅はすっと立ち上がり、三叉槍を構えた。 ラルンはあっと言う間に、塁羅の目の前にいた。 塁羅は慌てて後ろに下がったが、ラルンも一緒にくる。 前へ |次へ |
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