《MUMEI》

「あっ!」


慌てて後ろに下がったせいで、滑ってしまい後ろ向きに転んでしまった。


塁羅は仰向けの状態、ラルンは塁羅の腹に向かって右パンチを入れてきた。


塁羅はギリギリで寝たまま転がり避けた。


ラルンのパンチは床に当たり、床はへこんでいた。


塁羅は足で、ラルンの足を蹴りバランスを崩せた。


塁羅はすっと起き立ち上がり、三叉槍の槍を下向きにし、ラルンを押し倒した。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫