《MUMEI》

「何言ってんだか!お前だって学生時代は穴さえあれば突っ込んでたくせに!つか生身の女だけじゃー飽きたらず変な人形まで持ってたじゃないか!」




「あ、あれはだな!
若気のいたりって〜もんじゃないか!
てかあの事は忘れてくれ!恥ずかし〜っ!」



ちょうど女に振られてむしゃくしゃしてた時エロ本に載ってた人形みたら無性に欲しくなって買っちまったダッチワイフ。
買った後めちゃめちゃ虚しくなって後悔したっけ…。



膨らませたは良いものの置き場に困っていたら、たまたま泊まりに来た佐伯に見つかり大爆笑された。



「あははは!名前なんだっけか?美紀、18歳だっけか?あれ一緒に処分手伝わされたっけなー、深夜に江戸川に放流してきたんだよな〜」


「あんときは大変お世話になりました!お陰様で今頃美紀ちゃんはエーゲ海を漂いながら綺麗なお魚と戯れております!」


あははは笑い飛ばしながら日付が変わるまで飲んだ。

飲みまくった。















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