《MUMEI》

「うわ!女の人が屋上から飛び降りたぞー!」


続いて聞こえてくる男性の叫び声に、のび助の背筋が凍りついた!



「――…ま……まさか…!?」



――…恐る恐る…



8階にある廊下の窓から外を伺うと…



すぐにドーナツ状の人垣が、のび助の目に飛び込んできた。



そして、ドーナツの穴の位置には――…



のび助の妻……玉子が全身から血を流して横たわっていた。



のび助は、目の前が暗くなり…



…その場に卒倒した――……。



=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫