《MUMEI》

ドアノブを捻ってみたが、鍵がかかっているため開かなかった。


この部屋は勳羅の部屋だが、この部屋で寝ているわけではないので、使わない時は鍵を閉めるようにしている。



「どこにいるんだろう…。」


いつもは近くにいる紫吾と綺嘉がいなくて、塁羅は少し不安になっていた。



今は
勳羅、ラルンが
そばにいなくても
こんな不安に
ならないのに…


どうしてだろう
こんなにも
寂しいと思うのは…

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