《MUMEI》

前に勳羅から聞いたことがあった。


地下2階は
たまに
塁羅の知らない人たち
が使っていることが
あると思うけど
気にしないでね


って小さかった僕に
勳羅は言っていた。


今ならそれが分かる
黒薔薇騎士団の人たち
使っていたんだって



チンと鳴り地下2階についた。


扉が開く数秒
塁羅は少し不安でいた。


もしいなかったら…と


別にどうにも
ならないんだけど…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫