|
《MUMEI》 「山本さん?」 「ん?あぁ、おはよう」 「なにぼーっとしてるんですか」 「ぼーっとしてた?」 「画面見たまま固まってましたよ」 わたしの可愛いお隣さん。カヨちゃんが話し掛けてくる。 「パソコンと話してた」 「まぁた、意味分かんないこと言って。今朝は朝礼やるらしいですよ」 「集合?」 「ううん、その場でいいらしいです」 「なんだろう、説教かなぁ」 朝の会話は大事だ。同僚の調子や仕事の進捗状況等、短い時間の割に、様々な情報を得ることが出来る。入社以来、ずっと意識してきたことだ。でも今朝の自分は、それを忘れてしまいそうになっている。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |